YAMAHA E1010 修理
おお久しぶりでございます。
前回の明けましておめでとうございます、からはや数か月。
すっかり初夏になり扇風機も活躍するようになりましたね。
今回はYAMAHA E1010 音が出ない、です。
確認すると電源は入るがレベルメーターのLEDが全て点灯して音が出ないです。
天板外すとこんな感じ。
まず電源回りを点検します。
ヒューズは白くなってるけど切れてはいない。
電源ラインの電圧をチェック。
なんか変。ちゃんと+、-15Vが出てくれない。
よく見るとプリントパターンが黒くなってる箇所発見。
コンデンサの液漏れ発生してるもよう。
やはり液漏れしてておかしいですね。
他の電源回りのコンデンサとついでに白くなってるヒューズも交換します。
これで電圧出てくれたらいいんですけど。
ダメですね。より明確にはっきりと-側の電圧が出ません。
(コンデンサ交換前の電圧が変なのは、テスターのグランドがちゃんととれてなかったというのは内緒です)
-15Vラインがどっかで悪さしてるが判明したので追っていきましょう。
まず15V電源部直後のジャンパー線を外してみる→出ますね。
それからもう一つの基板にいくパターンを外してみる→出ますね。
ここまでで電源回路のある基板の-15Vラインの不具合が判明。
犯人はこの中にいる!
んで、どーみてもあやしいのがタンタルコンデンサ。
この子たち、機嫌悪くなるとショートする特性があるのでまー君たちのどれかですよね~
一発ビンゴ。ショートしてました。
外した状態で電圧チェック。
出た。
とりあえず外したままで簡易チェック。
ちゃんとレベルメーターも動作するし音も出るようになりました。
POWERのLEDが点灯しないのとガリがあるのでコンデンサ交換しつつ分解。
POWERのLEDは曲がってるだけでした。
全てのポットをクリーニングしてつまみ類等も清掃、組み込み。
完成です。音もいいですね~。
お疲れさまでした。
次回は秋前頃 には 更新 しようかなと したいな
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