CASIO デジタルホーン HD-200修理
こんにちは。
桜がほぼ満開できれいですね~。鶴見緑地公園がすぐ近所なので散歩にちょうどいいです。
今回は、CASIO HD-200、デジタルホーンの修理をお預かりしました。
症状は音が出ない。
いつものように分解していきましょう。
ざっと見たところ、乾電池の液漏れで腐食箇所が見られます。
電池の端子と写真左側底面部分や基板部分。
結構いってます。
基板も外していきます。
ジャンパー線の腐食が目立ちます。
電解コンデンサは大丈夫そう。
腐食のひどい箇所は交換、あとは削ってきれいします。
そして裏側。
基板裏の左側がひどいですね。
削ってパターン修正をします。
こんな感じで。
もう一枚の基板、メインボードの表面実装コンデンサ。
ぱっと見はキレイなんですが、ルーペでよく見てみるとハンダ面の色がくすんでいて外してみると、液漏れ特有のあのくっさい香りが...
全数交換です。
後は、電池金具は外して端子を磨きなおし、配線は交換。
あ、電源スイッチも内部端子が腐食していてONにならず交換。
そして組みなおして音出しテスト→出た(∩´∀`)∩
音出しテストしてると、サイドにあるブレススイッチが効いてない...
本体分解→スイッチ分解→スイッチ端子磨いて清掃→組みなおし→スイッチ復活
ここまで写真撮るの忘れてもくもくと作業。
最終的に全体クリーニング清掃、指押すとこなど磨いて終了です。
押さえるのめっちゃムズイっす
演奏できる人、尊敬します。
ではまた。
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