HH Electronics修理
本当にお久しぶりです。
調べたら前回の記事が去年の10月16日
5か月ぶり... もう季刊誌ですね。
今回はHH Electronics Bass Machineというヘッドアンプです。
はじめて見るアンプで資料探してもあまりなかったのですが、お客様からの情報提供でいろいろ資料集まってたので見ていきましょう。
症状は電源入らず動作しない。
このアンプ前面のプリ部と背面のパワー、電源部がわかれてるので背面をパカッと
電源部分の電解コンデンサが盛大に液漏れしてますやん。
横のヒューズも飛んでました。
てことはブリッジダイオードも怪しいですね。
ショートしてました。
さくっと交換。
よし、どんどんいくぜ!
同時にパワーのFETもショート確認。全数交換っすね。
一旦おいといてパワー基板のコンデンサも交換必要です。
パワー基板のコンデンサ交換しつつ最初の液漏れコンデンサ君も交換。
で、こうなりました。
電源部とパワー部はひとまずOK。
プリ部を中から覗くとこんな感じ。
グライコの基板が腐食なのか変に変色してる...プリ側も液漏れしてるっぽいね...
この時点で飛んでるFET発注中で音出しテスト出来てません。
プリ部も分解だ(クリーニングするんでどっちにしろ分解するんやけどね)。
んで小さな問題発生。
グライコのノブが一つだけどうやっても取れない
ほんまにかったいの
無理にやると破損しそうなので部品はそのままでハンダをとってしまえばいけそう?
いけた。
ポット部分も分解してコンデンサ交換及び接点クリーニング。
FET来るまでこんぐらいにしといたろかな。
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FET来た。
絶縁シートも交換して放熱グリスぬってとりあえず完成。
いきなり100Vで電源入れるは怖いのでスライダックで10Vくらいから徐々に電圧あげていくぅ
うん、いけた。
ガリもなくいい感じです。
外装やノブもきれいにして数時間チェック。
波形もきれいでFETも異常な発熱もなく完成だぜ。
お疲れさまでした。
次の更新は夏頃かな
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