M/B NOMAD修理

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

前回の記事から2か月もたってしましました。

びっくりですね。うふふ。

今回はMesa/Boogie NOMAD修理になります。

症状はCH1は正常に音出るがCH2とCH3の音がほとんど出ない。

ノイズが出る。

さっそく開けましょう。

はい。

まず目につくのは画像右側のコンデンサ。


ちょっとわかりにくいですが、頭が膨らんでるところとまわりの被覆がおかしくなってる箇所あり交換の必要がありそう。


さらに見ていくと、抵抗の色がかわって焦げてるとこ発見。

あやしいですね~。

次に電圧チェック。

各プリ管のプレート電圧測定。

V4の1番プレートの電圧がきてないですね。


真空管もあたまが薄くなってます。

焦げてる抵抗が関係してると思われるのでとりあえず基板をひっくりかえします。


うりゃっ。

全VOLPOT外して配線類ハンダ外してその他もろもろ外した状態。


焦げて抵抗値が変化してるのと断線してる箇所があります。

回路図参照しながら抵抗交換しつつダメージうけてるパターン面も修正。

と同時に膨らんでるコンデンサ類を交換。

よし、出来た。

あたまが薄くなってる12AX7交換して電圧チェックと音出しテスト。

音は各チャンネルばっちり音は出るようになりましたが、バキバキノイズが出てる。

原因はパワー管。

片側が黒くなってて少し振動あたえるとバキッバキッと音が出るのでペアで交換。

全電気接点クリーニングして波形もきれいでアンプ部完了。

さて掃除をしましょう。


つまみクリーニングとキャビ内清掃。

リバーブユニット端子をピカールで磨いてピカピカ。

スピーカーエッジクリーニング。

ここのたまったホコリをえぐってとるのがまた楽しい。

フットスイッチ繋げて音出しテスト~完成。

あいかわらず基板をひっくり返すのが大変だぜ。

ではまた。

ユミタ電子楽器リペアリング

大阪府守口市にて大阪を中心に幅広く電子楽器の修理を行なっております。主に楽器用ギターアンプ、ベースアンプ、シンセサイザー、エフェクター等古い機材やどこに問い合わせすればいいのか迷うアンプなどございませんか? 点検修理承ります♪集配便あります♪

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